早稲田の成績「P」とは?GPAへの影響や落単疑惑を徹底解説
学期末の成績発表日、早稲田ポータルサイト「MyWaseda」の成績照会画面を開いた際、科目名の横に突如として現れる「P」のアルファベット。見慣れた「A+」や「B」などのレターグレードとは異なり、不合格(落単)を意味する「F」や「G」を連想して焦りを覚える早大生は少なくありません。
結論から言えば、この「P」は不合格ではなく「合格(Pass)」を意味する正式な成績判定です。しかし、GPAの算出に含まれるのか、就職活動時に提出する成績証明書にどう記載されるのかなど、履修計画や将来に関わる重要なルールが存在します。本稿では、大学公式の教務基準や学部ごとの運用実態をもとに、P評価の仕組みと注意点を分かりやすく紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:成績の「P」は「Pass(合格)」を意味し、単位は確実に修得できているため落単の心配はない。
- 要点2:P判定の単位はGPA算出対象から完全に除外され、数値の上下動に一切影響を与えない。
- 要点3:留学時の単位換算や体育・資格科目などで付与され、成績証明書にも修得単位として公式に記録される。
【結論】早稲田大学の成績評価「P」の意味と落単の真偽
早稲田大学における成績照会で表示される「P」は、英語の「Pass(合格・認定)」の頭文字を取ったものです。一部の学生の間で「落単(F評価)の隠語ではないか」「再試験待ちの保留状態ではないか」といった憶測が飛び交うことがありますが、これは明確な誤解であり、正しく単位が付与された状態を示しています。
一般的な授業では、点数に応じて「A+・A・B・C(合格)」および「F・G(不合格)」で評価が下されます。これに対し、点数による序列化を行わず「一定水準を満たしたか否か」のみを判定する科目において「P」という成績コードが用いられます。対になる不合格判定は「Q(Fail)」または「F」となり、Pが表示されている限り単位修得上の問題は一切ありません。

GPA計算への影響は?早稲田の算出ルールを徹底解説
学生が最も気にするポイントの一つが、早稲田 GPA 計算方法におけるP評価の扱いです。早稲田大学の教務基準において、P評価はGPAの算出式から完全に除外されます。
通常のGPA計算式は以下の通りです。
GPA = (4.0×A+の単位数 + 3.0×Aの単位数 + 2.0×Bの単位数 + 1.0×Cの単位数 + 0×Fの単位数) ÷ 総登録単位数
P評価で修得した科目は、分子のポイント計算(GP)にも、分母の登録単位数(計算対象単位)にも算入されません。つまり、早稲田 GPA 影響なし Pというルールが厳格に適用されます。GPAを高く保ちたい学生にとっては数値を引き下げる要因にならず、逆にGPAを跳ね上げたい局面でもスコアを押し上げる要素にはならないという、中立的な立ち位置を持ちます。
| 成績評価記号 | 詳細・判定内容 | グレードポイント(GP) | GPA計算への算入 |
|---|---|---|---|
| A+ | 100〜90点(極めて優秀) | 4.0 | 算入(分子・分母ともに含む) |
| A | 89〜80点(優秀) | 3.0 | 算入(分子・分母ともに含む) |
| B | 79〜70点(良好) | 2.0 | 算入(分子・分母ともに含む) |
| C | 69〜60点(合格水準) | 1.0 | 算入(分子・分母ともに含む) |
| F / G | 59点以下/未受験(不合格・落単) | 0.0 | 算入(分母に加算されGPAが低下) |
| P(Pass) | 合格・単位認定(合否のみ判定) | 対象外(なし) | 対象外(GPAに一切影響なし) |
どのような科目で「P判定」が付くのか?具体的な4つのケース
早稲田大学の学部カリキュラムにおいて、P評価が付与されるのは主に以下の4パターンです。
1. 留学先大学での修得単位の換算
協定留学や認定留学から帰国した際、現地の大学で修得した講義科目を早稲田の卒業単位として認定する手続きを行います。この早稲田 留学 単位換算 P制度では、現地の成績(A〜D等)に関わらず一律で「P」として換算認定されるのが通例です。
2. 健康・スポーツ実技科目および一部の実習科目
身体運動実技や野外活動実習など、運動能力や成果に過度な優劣をつけず、出席率と主体的参加を重視する科目では合否判定方式(P/Q)が採用されます。
3. 入学前既修得単位や資格試験による単位認定
語学検定試験(TOEIC、TOEFL、実用英語技能検定等)のスコア提出によって認められる英語科目の免除・単位認定や、他大学からの編入・学士入学時に認定される科目もP判定となります。
4. 教職課程・学芸員課程などの資格関連科目
一部の学部・大学院共通科目や、教育実習等の資格要件科目において、修了要件を満たしたことの証明としてP評価が設定されています。

【実態検証】成績発表日の早大生の反応と現場のリアル
毎年9月上旬と3月上旬の成績発表日になると、X(旧Twitter)などのSNS上では「MyWasedaにアクセスできない」「フル単だった」「GPAが崩壊した」といった早大生のリアルな声が飛び交います。
特に新入生や留学帰りの学生の間では、「留学換算で大量のPが並んでいてGPAが動かない」「体育がP判定になっていて一瞬焦った」という投稿が恒例の光景となっています。教務課の窓口にも「Pとは何か」という問い合わせが寄せられるケースがありますが、制度理解が進んでいる上級生にとっては「GPAを傷つけずに卒業要件単位を稼げる安定枠」として認知されています。
成績証明書におけるP表記と就活への影響
就職活動や大学院進学の際に提出する公式な早稲田 成績証明書 P評価の記載についても、正しく把握しておく必要があります。
学内ポータルの成績照会画面(MyWaseda)には不合格となった「F」科目も履歴として表示されますが、対外的に発行される「成績証明書(和文・英文)」には、合格した科目(A+〜C、およびP)のみが記載されます。不合格科目は印字されません。
採用担当者が成績証明書を見た際も、「P」は「認定科目・合否科目として正規に単位を修得したもの」として扱われるため、選考においてマイナス評価を受けることはまずありません。外資系企業や海外大学院などでGPA数値を厳密に精査される場合でも、P科目が計算外であることは国際的なアカデミック基準に合致しています。
一般に知られていない盲点と履修登録時の注意点
P評価科目はGPAを下げないというメリットがある反面、戦略的な履修計画を立てる上での盲点も存在します。
最大の注意点は、「成績優秀者表彰や奨学金の基準となるGPAを底上げできない」という点です。例えば、早期卒業やゼミの選考、学内給付奨学金の選定ではGPAの絶対値が重視されるケースがあります。P評価の科目を多く履修すると、実質的な単位数は増えてもGPAの分母・分子が増加しないため、少数の通常科目で獲得したレターグレードの影響度が極端に高くなります。
【プロの結論】P評価科目を賢く活用するための判断基準
履修科目を組むにあたり、P評価科目は以下のように使い分けるのが合理的です。
向いている人:
・留学や資格取得を重視し、卒業要件単位を効率よく満たしたい人
・専門科目の勉強に集中したく、副次的な科目でGPAを落とすリスクを排除したい人
注意が必要な人:
・過去の低い成績を高いレターグレード(A+やA)で相殺し、累積GPAを大幅に引き上げたい人
・成績上位者向けの選考枠(学術振興制度や推薦枠など)を狙っている人
【早稲田 成績 p と は】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:P評価がついた科目は再履修してA+やAを取り直すことはできますか?
A1:できません。P評価は「単位修得済み(合格)」となるため、同一科目の重複履修は大学の規定により認められていません。
Q2:成績照会で「P」ではなく「Q」や「F」と表示された場合はどうなりますか?
A2:「Q」および「F」は不合格(落単)を意味します。単位は認定されず、卒業要件の修得単位数にはカウントされません。必修科目の場合は次年度以降に再履修が必要です。
Q3:就活のWEBエントリーでGPAを入力する際、P科目はどう計算すればよいですか?
A3:大学から発行される成績証明書やMyWasedaの成績照会画面に表示されている公式GPAの数値をそのまま転記してください。大学側のシステムがすでにP科目を除外して自動計算しています。
まとめ:正確な知識で安心した大学生活と履修管理を
早稲田大学の成績発表における「P」は、不安視する必要のない正真正銘の「合格(Pass)」サインです。落単の心配はなく、単位は無事に認定されています。
GPAの計算対象外であるという特性を正しく理解し、ご自身の学部要綱や履修ガイドと照らし合わせながら、次学期以降の科目選択やキャリア形成に向けた履修計画に役立ててください。 (出典: 早稲田 成績 p と は(Yahoo!ニュース))